抜け出す準備のおすすめ

その他paiza, Qiita

私はこれまでに3回転職をしていて、4社経験しています。ただ、平均すると各社の平均勤続年数は3年未満で長続きしていません。 まぁこれだけ見ると、すぐ辞めては別の会社に移っているように見えてよくないように感じますが、現在は長く働きたいと思える職場環境に出会えたので満足しています。

新卒で入った会社は会社に泊まり込みもあったし、残業時間が100時間超えた月もあったりして良い職場環境とは言えませんでした。 ただ、新入社員研修などでビジネスマナーやITの基礎的な開発の流れなどを知ることができたのはいいことでした。

その後年収につられて職場環境が悪い会社に入ったり、コロナ禍で労働環境が大きく変わることがありました。

今回は複数回転職を繰り返してきた私が、普段心掛けていることを話したいと思います。

会社にしがみつかない

いろいろ自己分析や企業分析などをやっていても、実際に入ってみないとその職場が働きやすいかは見えない部分が多いかと思います。 また、入社当初は働きやすかった会社も、内部環境や外的要因で職場環境が変わって働きにくくなったりすることもあるかと思います。

働きにくさを感じた会社で働き続けると、不満や他社と比べて不公平感が溜まってしまい、モチベーションやメンタル不調につながる恐れがあります。 そういった環境を続けていると、心身の不調や、休職・退職につながることもあると思います。

そんな時に会社を辞めるという選択肢を持っているということは、いざという時の武器になると思っています。 不満があっても「いざとなれば会社辞められるしなぁ~」と思っていれば、会社にしがみつかずに、逆に外の世界に視野を広げられ選択肢を増やすことができると思います。

どうにか会社や職場環境に対して、改善活動を続けることも大切ですが、やはり他人はなかなか変わらず自分が変わるほうが一番早いです。

仕事があまりできず転職しても変わらないんじゃないかと思うこともありますが、自分がその会社と相性が良くないだけで他の会社だと活躍できる場合もあるし、 場合によっては会社勤めではなく、フリーランスや一人親方のような会社員に向いていないことも考えられます。

会社にとっても、そういった不満によって、仕事に対してやる気がなくモチベーションが低い社員を抱えてしまうことによって生産性も落ちるし、場合によってほかの社員にも伝染して組織として衰退してしまう恐れもあります。

転職サイトの登録

私はいくつかの転職サイトに登録しており、これまで2社は転職サイトを通して転職しました。 登録しておくと、ほぼ毎日就職情報や会社からのオファーなどが届いて、邪魔に感じる時期もあるかと思います。ただ、定期的に他社の情報を見ることにより、自社との労働環境の比較ができ、自分の市場価値を推定することができると思います。

また、よりよい労働環境などを求めて、その会社の募集要項を満たすために資格を取ったり業務経験を磨くなどの行動につながることもあると思います。

私はQiita Jobsというエンジニアの転職サイトに登録していてそこから転職できましたが(現在は閉鎖済み)、Qiitaに技術記事を投稿したこともあって記事を見て自分を知識や経験を知ってもらい、会社とお互いにある程度持っている知識や技術を知ってもらえることができると思います。

自己研鑽

同じ会社でずっと働いていると技術が固定化されてしまったり、新しい技術に触れないこともあるかと思います。

院内SEの頃は業務ではVBやC#をメインで使っていて、業務効率化でVBAやJavascriptなどを触っていましたが、PythonやJavaなどは全く使っていませんでした。流行り廃りがあるのですべての技術を覚えることは大変ですが、同じ言語使っていても他社で応用できないものになっているリスクがあります。

業務外の半分趣味で、Pythonを使って機械学習をしてみたりブログや動画投稿、サーバ運営などいろいろやってみたので、会社外にも視野を広げるのは重要だと思います。

転職サイトの中には、自分の現在のレベルを測れるサービスもあったりするので、そういう目的登録しておくのもいいかと思います。
paizaというサービスはいろいろプログラミングの問題があって面白いのでお勧めです。

経歴書の作成

たまに、自分の業務を振りかえって職務経歴書を作るのもおすすめです。

転職時の履歴書に書く内容として役立つと思うのですが、長らく書いていないと当時の記憶を思い出すのも難しいですし、定期的に書いていると履歴書に書く内容もまとめやすかったりします。書いた内容を振りかえると自分がやってきた功績を見返して、ちょっと自信回復になったりもすると思います(笑)。

まとめ

TVや電車などの広告で転職がよく目に入ると思いますが、大企業でも経営不振になったり、新興企業が盛り上がったり予想つきづらい社会になっていると思います。

いつでも抜け出せるようにだったり、もしくは副業で稼いで収入アップや本業にするなどの選択肢の幅を広げられる場合もあるので、余裕があるときには業務外や私生活以外のことにも目を向けて、新たなことにチャレンジすることもいいかと思います。