院内SEの一日
院内SEになる前は、メインとなる電子カルテが導入されているからそこまでやることがないのではないかと考えていましたが、いざ仕事を始めてみると多々やることがありました。
今回はそんな院内SEの一日の流れを簡単に紹介しようと思います。
通常業務
入職時は夜勤がない職場だったので、ずっと日勤帯でした。 その後、夜勤のある職場に異動したので、日勤帯と時々夜勤帯がありました。
8:00 出勤
基本的にはデスクに座り、残っている問い合わせやタスクの内容を確認して、今日やることを決めていました。 また、全員がそろったタイミングで朝会なども行っています。
はじめの職場では人数が少なかったので、午前当番、午後当番と決めて、PHSを携帯しての問い合わせを受けていました。
後の職場では人数も増えたので、1日を担当していました。
PHS当番を受けたら、すぐに解決できるものあれば、数日かかるものもあるので、当番外で調整したりして対応していました。
12:00 休憩
休憩時間は、病院内の売店やコンビニで買ったり、またはカフェや職員の食堂でお昼をとっていました。
職員専用の食堂は職員証で支払いもでき、安価でデザートもついていたので大変ありがたい存在でした。
その後は、大体昼寝していましたけど、時折問い合わせも来るので、その際は休憩後に折り返すと伝えていました。
15:00 課会
後述する、当番業務の方もそろっている時間で、その日のやったことや今後の予定、共有事項などを課員で話していました。
17:00 退勤
当番業務
当番業務とは、夜間勤務する職員への対応が必要とされます。 午後から出勤しますが、その日は22時まで病院内で勤務を行い、22時以降は自宅に帰れますが、深夜に呼び出しがあれば対応しなければなりません。場合によっては病院へ出向く必要もあります。 (私の場合は幸いにも呼び出しはなかったです)
また、翌日も通常より少し早く出勤し、早朝のトラブルなどの対応が必要です。
当番は課員で順繰りに担当していて、大体1週間に1回程度でした。
13:00 出勤
当番業務の1日目は、午後からの出勤になります。 出勤の際に前日の当番の方からPHSを受け取り、その日の問い合わせを受けるメイン担当となります。
17:30 休憩
休憩時間は各々で決めているのですが、大体日勤の方が退勤されて問い合わせが落ち着いたころに取っていました。 夕方になると、職員専用の食堂は閉まっていて、コンビニなどで弁当などを調達していました。
22:00 退勤
帰りは22時になります。だいぶ遅くなってしまうので、帰ってから家事などやるには結構大変です。
夜勤帯の問い合わせは緊急性が高いものが多く、急いで対応する必要がありました。 その代わり、一人しかいないので複雑とか緊急性が高くなければ、翌日ほかの人に相談などして対応していました。
7:00 出勤
当番2日目は出勤も早く、ほかの課員より早く来て対応する必要があります。 結構朝もトラブルが発生することが多く、その日の診療が始められない場合もあるので、緊急性も高いです。 そのため、朝会も出られない場合がありました。
まとめ
病院内の問い合わせは主にPHSでその日の当番の方が受けることが多かったです。 これにRedmineなどの集合知がなければ、朝会や課会、雑談などで共有する必要があるので、解決時間がかかってしまう印象です。
Redmineが導入されたことによって、解決までのスピードが上がって、私も異動してきたときも比較的スムーズに業務に溶け込めたと感じています。
今後は、Redmineなどを一般職員にも使ってもらって、問い合わせを広く受け、また集合知を公開してよりよく院内環境を良くしていければと思います。
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